人工透析と統合失調症、複数障害による請求事例
概要
- 障害種別
- 腎疾患・肝疾患・糖尿病
- 病 名
- 腎不全
- 都道府県
- 東京都
- 認定等級
- 障害基礎2級
- 請求方法
- 事後重症
- 次回更新
- 不明
病歴・経緯・相談内容
当事務所にご依頼されるまでの経緯
平成19年頃、全身の浮腫を自覚。すぐに近医を受診し、ネフローゼ症候群と診断。
検査した医師の判断により、腎生検のため入院することとなった。結果、膜性増殖性糸球体腎炎(MPGN)と診断。しばらく通院治療を行ったが、平成24年頃より浮腫著明となり、腎不全のため人工透析を始めることになった。
請求方法・サポート内容
腎疾患の場合、血清クレアチニン濃度の数値が重要視されます。
検査数値としては、3級が血清クレアチニン濃度が3mg/dl以上5mg/dl未満、2級が血清クレアチニン濃度が5mg/dl以上8mg/dl未満とされています。
認定日時点では、検査数値だけでいえば1.16と3級にも該当しませんが、請求日時点では人工透析療法施行中のため、2級に認定されます。さらに、主要症状、人工透析療法施行中の検査成績、長期透析による合併症の有無とその程度、具体的な日常生活状況等によっては、さらに上位等級に認定されます。
請求の結果、別障害と並行して請求を行ったこともあり、認定日に遡って障害等級を1級と認定されました。

この度は、息子の件で大変お世話になりました。
息子も普段はあまり動けないのですが、体調の良いときは「何か自分に手伝えることはないか」と声をかけてくれるなど本当に優しい子です。
でも、本人も体力が低下していて、少し動いただけでその後数日間は寝込んでしまいます。
できることなら代わってあげたいのですが、それも叶いません。
私たちには息子のそばで見守ってあげることくらいしかできません。
今回、なんとか自分で自由に使えるお金ができればと障害年金を請求させていただきました。
何度も入退院を繰り返し、息子もこれまでできなかったこと、やりたいこと、たくさんあると思います。
これから年金のお陰で息子の希望が叶うかと思うと、本当に嬉しく思います。
先生、本当にありがとうございました。