改善しない不安障害。その背景に発達障害。
概要
- 障害種別
- 精神の障害
- 病 名
- 知的障害広汎性発達障害
- 都道府県
- 兵庫県
- 認定等級
- 障害基礎2級
- 請求方法
- 事後重症
- 認定期間
- 1年
病歴・経緯・相談内容
当事務所にご依頼されるまでの経緯
過呼吸や手足の痺れ、胸の痛み、強迫症状、不安・抑うつ症状のため内科を受診。
神経症(不安障害)・過喚起症候群との診断を受け10年ほど治療を続けていたが症状の改善なく転院。転院先の病院でも前医の診断を引き継ぎ治療を継続したが症状が改善せず、就労できない状態が続いており、今後の生活不安から障害年金の請求を検討するも、不安障害で障害年金を請求できるのか不安になり当事務所に代行を依頼された。
請求方法・サポート内容
不安障害単独で障害年金を受給することは非常に難しいため、医師に診断書を作成していただく前に、当事務所にて詳細なヒアリングを実施。
それらをまとめた資料を医師に渡したところ、医師も前医の診断を引き継ぐ形での治療ではなく有効な治療を行いましょうとのことで心理検査などを実施。
その検査で知的障害・広汎性発達障害が基盤障害として認められる。
知的障害・発達障害で診断書を作成していただいた後、再度ヒアリングを実施し、出生時から現在までの病歴申立書を作成。
必要書類を収集し、障害年金を請求した。
結果、請求者の障害の状態は障害の等級2級相当と認められ、2級の障害基礎年金が支給されました。

この度はお世話になりました。長い間治療を続けてきましたが、今回の障害年金請求をきっかけに自分のことを知ることができただけで満足しています。これまで何回通院したのか覚えてもいませんが、こんなに自分のことを聞いてくださったのは医者よりも日野先生の方でした。
そのお陰で障害年金を受給できましたこと、心から感謝しています。本当にありがとうございました。
ただ、私も7年間会社勤めをしてきて、もう一度以前のように働きたいと考えています。今回受給できるようになった障害年金は社会復帰のために必要なこと、自分に足りないものを身につけるために使わせていただきたいと思っています。
私が社会復帰して、今度は違うことで先生とお話しができましたら幸いです。
本当にありがとうございました。