最終更新日: 2016年8月24日

心当たりは?深夜の異常な食行動!睡眠薬が原因?

近時、睡眠医学会を騒がせている睡眠関連食行動障害(SRED)という病気があります。
これは、夜中にはちみつやチョコレートをなめたり、乾麺を食べたりするという行動異常のことで、ひどい人は無意識のうちにカップ麺をつくっていたり、パスタをゆでたりしていたという人もいるようで、20代後半から30代の女性を中心に増えているそうです。

精神経誌112巻9号で井上雄一氏、駒田陽子氏は、睡眠関連食行動障害(SRED)を次のように説明します。

睡眠関連食行動障害(SRED)とは

症状

睡眠関連食行動障害(SRED)は、夜間睡眠中もしくは半覚醒状態で、無意識に食物の摂取や飲水を繰り返す病態であり、一晩に複数回の職行動が生じる場合も少なくない。
本疾患は、覚醒時間帯に生じる摂食障害と混同されがちで、その知識は一般人口のみならず医師にもまだあまり普及していない。しかしながら、SREDは稀な疾患ではなく、患者の苦痛も強いため、正確な診断・治療が不可欠である。

SREDにおける食行動は夜間前半、特に入眠後しばらくたってから起こることが多い。
そのエピソードは一晩に1回だけのことが多いが、重症例では数回反復することもある。殆どの場合、起きてからも夜間食行動の記憶は完全に欠落しているか不十分である。

食物の内容は通常の食物嗜好と異なることも多く、炭水化物や脂肪分などの高カロリー食品が主体である。
未調理の物、食用でないもの(ペットフード、卵の殻など)、毒性のあるもの(タバコ、台所洗剤など)、アレルギーが起こるため通常避けている食品を摂取するなど、かなり常軌を逸した食行動パターンを示すことがある。

患者の多くは、夜間に多量接触するため、朝の食欲不振、腹部膨張感を訴える。
また、昼間の眠気や夜間の浅眠感・中途覚醒が生じやすく、夜間食行動を制御することができなかったという落胆や失敗感から、二次的に抑うつ的になりがちな点も重要である。

夜間接触症候群(NES)との違い

睡眠関連食行動障害(SRED)に関連する疾患として、夜間接触症候群(NES)があるが、SREDとNESは両者とも若年成人で発症し、体重増加、睡眠の中断、摂食の制御不能が生じ、慢性経過をたどる点で共通している。

両疾患の最も明確な違いは、夜間食行動中の意識水準である。NESでは、夕食から眠るまでの間もしくは夜間睡眠から完全に目覚めた状態で、強い摂食欲求に基づいて食事し、健忘はない。

また、NESでは奇妙な食品や材料は洗濯せず、食事御しかたも普通である。しかし、NESとSREDは共に夜間睡眠時間帯に集中することから、共通の病態生理が存在する可能性はかなり高いものと考えられる。

NES合併例では、総じてSRED症状の頻度と治療抵抗性が高くなり重症感が強くなるようである。

何が原因なのか?

睡眠関連食行動障害(SRED)は、(1)寝ぼけ,(2)体内リズムの乱れ,(3)睡眠薬の飲み過ぎの3つに分類される様です。

マイスリーでパクパクモグモグ障害

日本における眠剤の売上NO.1はマイスリー(ゾルビデム)だそうです。マイスリーは超短時間型であり、翌朝の持ち越しがなく、依存性や体制形成が少なく、有害事象が少ないというのが売りのようですが、睡眠剤は一般的に習慣性、依存性、耐性形成が生じ、量も種類もだんだん増えていく場合も多く、睡眠剤の処方は年々増える一方だそうです。

マイスリーが日本市場に投入されたのは2000年8月、しかしマイスリーの眠剤使用抑制効果はなく、マイスリーも長期連用では効果がなくなり、さらに別の眠剤を追加しないと眠れなくなるという睡眠障害としては逆に重度にさせていっているのではという意見もあるようです。

ちなみに、パクパクモグモグ症候群(睡眠関連食行動障害)はロヒプノールやサイレースでも生じるとのこと。

最後に、ベンゾジアゼピン系の睡眠剤やマイスリーは発癌作用があると報告されており、睡眠導入剤を内服せずに眠るに越したことはないようだ。メイヨークリニックでは発癌の危険性を警告し、睡眠剤を使わない不眠の治療(CBTなど)に力を入れているようです。

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