一般就労かつフルタイム勤務。アスペルガー症候群
概要
- 障害種別
- 精神の障害(発達障害)
- 病 名
- アスペルガー
- 都道府県
- 千葉県
- 認定等級
- 障害厚生3級
- 請求方法
- 事後重症
- 認定期間
- 2年
病歴・経緯・相談内容
当事務所にご依頼されるまでの経緯
もともと人に口頭で何かを言われることが苦手で、何を言っているのか理解できないことも多く、また、忘れやすい傾向もあった。
また、場面場面でふさわしくない言動をしていたのか、同僚からは空気が読めないと言われることも多かった。
銀行員として勤務していたが、配転を機に周囲の臭いや音に敏感になり、同僚とトラブルを起こすようになる。
次第にイライラすることが多くなり、上司を怒鳴りつけたところ、人事部より精神科受診を勧められるアスペルガー、ADHDの混在型と診断され、通院服薬治療を開始。
通院を開始して以来、同僚から話しかけられることもなくなり、仕事もあまり回ってこなくなる。
会社をやめれば退職金も出る。障害年金も受給できればしばらくゆっくりできると話す。
請求方法・サポート内容
在職中のご相談で、退職されることが決まっているようでしたが、特に抑うつや不眠などでお困りというわけではなく、普段の生活にはなんら困っているわけではないということでしたので、2級には到底認められることはないだろうということをお伝えし、請求を進めていきました。
ちなみに、発達障害での認定基準は、「発達障害があり、社会性やコミュニケーション能力が乏しく、かつ、不適応な行動がみられるため、日常生活への適応にあたって援助が必要なもの」が2級に、そして、「社会性やコミュニケーション能力が不十分で、かつ、社会行動に問題がみられるため、労働が著しい制限を受けるもの」を3級と認定するとされています。
結果、3級と認定され、障害厚生年金が支給されました。

この度は、障害年金を受給できるようにしていただきありがとうございました。
会社も退職し、しばらく海外にでも行って療養したいと考えています。
これも先生のおかげです。ありがとうございました。