概要

障害種別
精神の障害
病  名
うつ病広汎性発達障害
都道府県
埼玉県
認定等級
障害厚生3級
請求方法
3年遡求
次回更新
1年後

病歴・経緯・相談内容

当事務所にご依頼されるまでの経緯

就職を機に吐き気、動悸、発汗などの自律神経症状が出現。電車の中ではパニック発作を起こすようになり、会社を頻繁に休むようになったため心療内科を受診。パニック障害との診断で、通院薬物治療を開始した。

症状が軽快する度に仕事を始めるもすぐに症状が悪化。仕事も長く続けることができない。
病院もいくつか転々とする。

平成24年には以前より交際していた男性と結婚するも、夫にサポートしてもらえばもらうほど自分の劣等感が強くなっていく。次第に希死念慮を伴うようになっていった。

請求日時点の状態は、比較的症状は安定。しかし、今後また悪化しないよう短時間の就労から始めていきたいとのことで障害年金を請求することに。

請求方法・サポート内容

うつ病での請求になると思われましたが、3年も通院してまったく良くならないのはおかしいということで、障害年金を申請する前にしっかり診断をしてもらおうという話になりました。

出生時からのお話をお聞きしたうえで、都内でも有名な精神科医を紹介させていただき、検査を実施。

広汎性発達障害(自閉症スペクトラム)が基盤障害にあるという診断を受け、診断書もその旨詳細に書いてもらうことになりました。

結果、障害の等級は3級と認定され、障害厚生年金3級が支給されることになりました。

ご利用いただいたお客様の声

この度は、妻のことで大変お世話になりました。
これまで、仕事を始めてはすぐに状態が悪くなり転職を繰り返しての繰り返しで、そうなる理由を本人の気持ちの問題とばかり思っていました。
しかし、今回の件で幼い頃からの話を聞いていく内に、はじめて納得できたようなこともたくさんありました。本人がそれを一番嬉しく思っていると思います。

個人差、育った環境、性格、人それぞれ。周りの人間がそれを受け止め、手を差し伸べていくことが重要なのだということに気づかされました。

本人もこれからはこれまでと違った治療に取り組み、1日でも早く働きたいと言っています。

そのように思えるのも全て先生のお陰です。年齢はあまり変わりませんが私もたくさんのことを教えていただいたような気がします。
私のほうからもお礼申し上げたいと思います。ありがとうございました。