過去にパーソナリティ障害と診断されるも双極性障害で2級認定
概要
- 障害種別
- 精神の障害
- 病 名
- 双極性障害
- 都道府県
- 沖縄県
- 認定等級
- 障害共済2級
- 請求方法
- 5年遡求
- 次回更新
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病歴・経緯・相談内容
当事務所にご依頼されるまでの経緯
元来強迫的なところがあり融通が利かない性格。14年前に妻と離婚し子供を失ったことを契機に意欲の低下が現れ、心療内科を受診。
4年ほど通院するも、なかなか改善しないため大学病院精神科に転院。仕事も無断欠勤を繰り返すようになったため休職することにした。
以後、4年間通院服薬治療を続けるも、お酒をやめられないため中々症状改善せず、復職も許可されないため障害年金を請求することとなった。
結果、障害の等級は2級とされ、当該等級の障害年金が支給されることとなった。
請求方法・サポート内容
まだお若くして離婚を経験され、お子様ともそれ以来会えなくなったと聞きます。
そのつらさ苦しみは経験した者にしか理解できません。きっと一時だって忘れたことはないでしょう。自分の存在を消されたとしても父親であることには変わりありません。
さて、これまで境界性人格障害という診断をされたことがあったことや、「適応障害」で休職を開始したことなどから障害年金は支給されないのではないかと心配されておられましたが、これまでのお話を詳しくお聞きし、医師に診断書の作成をお願いしましたところ診断が確定し、「双極性障害」で診断書を作成していただけることとなりました。
日常生活能力の判定については、自発的かつ適正に行うことはできないが助言や指導があればできるが5項目。時には助言や指導を必要とするが2項目。日常生活能力の程度については(3)精神障害を認め、家庭内での単純な日常生活はできるが、時に応じて援助が必要という内容でした。
このように診断書の内容的に3級程度の方であっても2級と認定されることがあります。
病歴申立書をどう作成するか次第です。

この度、障害年金を受給できるようにしていただき誠にありがとうございました。
復職も拒否され、この先どうしていけばいいのか、どう生きていけばいいのかと考えては自暴自棄になっていたところ日野先生に助けていただきました。まだお若いにも関わらず、私のこのつらい15年間を理解してくださり、励ましの言葉までいただき本当に感謝しております。
もう一度、社会へ復帰するために努力してみようと思います。また、何かの機会でお世話になることがありましたらよろしくお願い申し上げます。